Yakstは、海外の役立つブログ記事などを人力で翻訳して公開するプロジェクトです。
5年以上前投稿 修正あり

MySQLの過去を振り返る Part 5 買収の時代

長らくMySQLの開発に関わってきたStewart Smith氏が、MySQLの誕生から現在、将来の展望までを駆け足で語る。InnoDBを開発するInnobaseがOracleに買収され、MySQL 5.0がGAとなり、Mariaプロジェクトが立ち上げられる。

原文
Ghosts of MySQL Past Part 5: The Era of Acquisitions (English)
翻訳依頼者
D98ee74ffe0fafbdc83b23907dda3665
翻訳者
D98ee74ffe0fafbdc83b23907dda3665 doublemarket
原著者への翻訳報告
未報告


この1週間、linux.conf.au 2014での発表内容を書きとめてきた。

ここで、買収の時代に突入して行こう。MySQLの歴史の中にもいくらか登場してくる。そして2005年はその2番目だ(最初はNDBを手に入れるためのMySQL ABによるAlzatoの買収)。「InnoDBの金曜日」として知られている、Innobase Oy――InnoDBの開発元――がOracleによって買収されたことだ。そしてその全く同じ月に…

MySQL 5.0がGAとなった。MySQL 5.0の最初のGAリリースは、悪名高いものだった。使えるものには程遠く、5.0をGAから初期のころに使った人はみんな、何かが壊れてしまったという経験談を持っている。大体において、新機能の多くは全然動かなかった。人々が5.0が使い物になると判断するまで、数々のマイナーリリースを重ねる必要があった。

5.0の品質を測るリアルな指標としては、MySQL ABが自分たちのサポートデータベースに5.0を使い始めるまでに何年もかかったという点だろう。

2005年の終わりには、トランザクション対応ストレージエンジンを開発する、Mariaプロジェクトが始まった。これはこの何年か後に始まるMariaDBと混同すべきではない。初めはMariaと呼ばれ、今ではAriaという。基本的な考え方は、MyISAMをフォークして機能を追加する、というものだった。後になってみれば、メインプロダクトが品質上の問題を抱えている時に、シニアエンジニアたちを引き連れて他のプロジェクトにかかわらせるべきでないことは明白だった。私の記憶が正しければ、2007年末に最初のGAが予定されていたはずだ。プロジェクトが始まってから今や8年もたつが、まだstableなリリースは出ていない。

この他にも、Oracleが持っているもの以外でトランザクション対応ストレージエンジンを作ろうという試みはあった。2006年にMySQL ABはNetfrastructureを買収しており、Jim StarkeyとAnn HarrisonをMySQL ABの仲間に加えている。

この製品は元々の名前はJSTARといい、その後Falcon(同じ名前のスウェーデンのビールと関係があるかも)として知られている。

次の記事
MySQLの過去を振り返る Part 6 エンジンは動き出す
前の記事
MySQLの過去を振り返る Part 4 エンタープライズ向けのたくさんの機能

Feed small 記事フィード

新着記事Twitterアカウント

新着翻訳リクエストTwitterアカウント