マイクロサービスの構成が増えるにあたりシステムが複雑化し問題が発生した際の原因究明が困難となり分散トレーシングの必要性が高まっています。一方でこの計装はとても大変で、これに対しOpenTracingはベンダーに中立な標準規格を目指しこれを簡易化可能としています。InfluxDataはこれに対して、TelegrafのZipkinプラグインを提供しています。またInfluxDBはトレースのデータ保存にも構造的に最適なデータストアと考えており、InfluxCloudサービスでOpenTracingを実装中です。
InfluxDBの内部構造についてのまとめをご紹介します。3部構成のうちこのエントリではデータをどのように永続化し、圧縮するかについてを取り扱います。