出典について
この記事はInfluxDB BlogのInfluxDB 0.9.2 released with groundwork for clustering(2015/07/23)を翻訳したものである。
本日、我々はInfluxDB 0.9.2を0.9.1の3週間と1日後にリリースした。目標からは1日遅れである。SSLのサポートの追加の他に、このリリースはバグ修正および、クラスタリングの際の制限事項を取り除く為の下地作りに焦点をあてている。0.9.2に何がもりこまれているかの詳細は、CHANGELOGを参照していただきたい。
クラスタリング、性能、そして次のリリース
このリリースがクラスタリングの制約事項を取り除く為の下地作りに尽力していることについて述べた。今回の大部分はクエリエンジンのリファクタリング周りに焦点をあてて実施した為、今回のリリースには追加のテストが必要とされている。1日の遅れはいくつかのバグが発覚し修正したことによる。データベースの圧縮およびWALをフラッシュしている時の書込みのレスポンス時間の均一化にも取組み始めた。次のリリースで素晴らしい改善がまとめてリリースされることだろう。
8月13日の0.9.3のリリースでは、サーバー数より少ないレプリケーションファクタでの任意サイズのクラスタのサポートを追加する予定だ。既存のクラスタに対して、サーバを追加することも出来るだろう。実際のところ、100台以上のクラスタでは問題が発生する(下記に記すリリース番号にならない限り)と予測しているが、皆のテストの結果がどうなったかを聞くのを楽しみにしている。我々も様々なクラウド上で大きなクラスタに対してテストを実施する予定だ。
クラスタリングの実装はまだアルファ段階であるが、大きなクラスタでどのようにスケールするかを試すことが出来るだろう。いくつかの重要な機能については実装が必要であるが、0.9.4のリリースサイクルまでは手がつかないものがある。具体的には、ダウンしたサーバの交換、リバランシング、アクティブ アンチエントロピーである。
これらの機能がかけていたとしても、すぐにクラスタリングのテストはすぐに本格的に始められるだろう。実際のところ次の週終わりになったら、ナイトリービルド(nightly build)がより大きなクラスタをサポートするはずだ。0.9.2とナイトリービルドが、ダウンロードページから利用できる。
バージョン0.8のサーバの移行
古いサーバの移行についても取組みを続けている。次週、0.8.9をリリース予定で、このバージョンでは、0.9にで直接読込め、かつインポートも出来るようデータを圧縮されたテキストファイルにエクスポートする機能を追加予定である。インポートの機能は次週の後半にリリースでてくるはずだ。
このリリースをご利用いただき、我々にフィードバックをいただきたい。