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8年以上前投稿 修正あり

Telegraf 0.1.9のリリース、クラスタリングおよびOpenTSDBとAMQPのサポート(InfluxDB Blogより)

InfluxDBのメトリクスコレクタであるTelegrafの0.1.9がリリースされた。クラスタリングのサポートおよびサポートする出力先の追加などが行われた。また、計測項目の命名規則に一貫性を持たせる為に一部のプラグインに後方互換のない修正が行われているのであわせて確認して欲しい。

原文
Announcing Telegraf 0.1.9 With Clustering, OpenTSDB And AMQP Support | InfluxDB (English)
翻訳依頼者
B5aa4f809000b9147289650532e83932
翻訳者
B5aa4f809000b9147289650532e83932 taka-h
翻訳レビュアー
D98ee74ffe0fafbdc83b23907dda3665 doublemarket
原著者への翻訳報告
未報告


出典について

この記事はInfluxDB BlogのCameron Sparr氏によるAnnouncing Telegraf 0.1.9 with Clustering, OpenTSDB and AMQP support(2015/09/23)を翻訳したものです。


InfluxDBのネイティブでオープンソースのデータ収集エージェントのTelegraf 0.1.9が利用できるようになったことをお知らせできて興奮している!

新機能

InfluxDBのクラスタリングサポート

PR #143: 0.9.xのクラスタリングがTelegrafでサポートされるようになった。Telegrafの設定ファイルのURLパラメータにインスタンスのリストを記入するのである。Telegrafはクラスタのインスタンスを書込みが成功するまでランダムに選択するだろう。

CLI上での出力フィルタリングサポート

PR #217: Telegrafは-outputfilterフラグでCLI上の出力フィルタリングをサポートするようになった。-filterフラグをプラグインに対して使うのと同じように動作する。

サンプルコンフィグファイル作成におけるフィルタリング機能サポート

PR #217: Telegrafは-sample-configコマンドのフィルタリングをサポートするようになった。telegraf -sample-config -filter cpu -outputfilter influxdbコマンドを実行すると、プラグインとして、CPUプラグインだけが、そして出力先としてinfluxdbだけが定義されたコンフィグファイルを取得できる。

MakefileのGOBINサポート

PR #181: makeはカスタムのbinディレクトリでも動作するようになった(@Vyeの厚意による)。

AMQP出力プラグイン

PR #200: TelegrafはAMQPへの出力をサポートするようになった(@ekiniの厚意による)。

OpenTSDB出力プラグイン

PR #182: TelegrafはtelnetモードでのOpenTSDBへの出力をサポートするようになった(@rplesslの厚意による)。

サーバ接続失敗のリトライ

PR #187: Telegrafは起動時にInfluxDBへの接続が失敗した時に接続をリトライするように設定できるようになった。

Apacheプラグインへのportタグの追加

PR #220: URLスキームでApacheのポートが選択できるようになった(@neezgeeの厚意による)。

訳注: http/httpsのURLスキームに対応

リリースノート

コンフィグの変更

出力先としてのInfluxDBのコンフィグが変更された。urlurlsとなり、リストとなった。コンフィグファイルにはurlだけが指定された場合に対する後方互換性がある。

-testフラグの出力

-testフラグは計測値群を2セット出力するようになった。

訳注: 従来は1セットであった。CPU利用率など、2つ以上の計測値を必要とするメトリクスがあり、この一部のメトリクスが-testで従来は出力されなかった。

互換のない変更: CPU収集プラグイン

CPU収集プラグインは、いくつかのバグを修正し、古くなった依存関係の問題を解決する為にリファクタリングされた。同時に、命名規則に一貫性がない問題を修正することにし、cpu_percentageIdlecpu_usage_idleとなった。また、CPU時間の計測項目も名前で分かるようにし、cpu_idlecpu_time_idleとなった。さらに、cpu_timeの計測項目はデフォルトのコンフィグでドロップされるようになった。

互換のない変更: メモリプラグイン

メモリプラグインはリファクタリングされ、いくつかの計測項目は命名規則に一貫性を持たせるため名称が変更された。いくつかの計測項目は出力から削除された。これらは依然としてgopsutilを利用して収集されており、必要であれば"verbose"モードで簡単に再度追加することが出来る。

それから11のバグ修正が実施された!全ての変更を確認するにはGitHub上の公式の0.1.9の変更ログを確認していただきたい。

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